キャットフードの危険な添加物を調査!ネコに負担のかかる要注意成分とは。増粘多糖類は要チェック!~後編~

前回から食品添加物についての記事をお届けしていますが
今回はその後編の記事になっています!

前編では主に食品添加物についてとキャットフードについて
最後には増粘安定剤とは何なのかという所で終わっていましたが
今回はその増粘安定剤(増粘多糖類)についてと猫の体と添加物の関係について深掘りしていきたいと思います!

前編の記事はこちらから。

猫に悪影響なのか?増粘多糖類を調査してみました!

まずは増粘安定剤について解説です。

「増粘多糖類」とは食品にとろみや粘りを出したり固めたりする事のできる水溶性多糖類の事。
由来によって様々な種類がありこれらを複数使用した場合総称して「増粘多糖類」と表示します。

添加する目的によって

「増粘剤」(粘りやとろみをつける目的)
「安定剤」(成分を安定させて形が崩れないようにする目的)
「ゲル化剤」(ゼリー状に固める目的)

等と用途名と一緒に表示されます。

特にレトルト状だったりする猫用の餌には欠かせない役割を持つ成分かもしれません。

もう少し詳しく!という事で。
まず糊料は「用途名」という物の中に含まれます。

増粘多糖類とは糊料の事なのですが
この中でも2種類以上の多糖類を使用している物が増粘多糖類になります。

Shebaに含まれていた物は増粘安定剤(グアーガム)となっていましたが
増粘多糖類=
糊料にあたる物です。

そして2種類以上の多糖類を使用している物がこの「増粘多糖類」でしたね。

増粘多糖類といっても種類がたくさんありいいと言われている物、悪いと言われている物等種類があります。
それを下記で紹介していきます。

増粘剤は、食品に粘度をつけるために使用される食品添加物です。
代表的な増粘剤としてでん粉を発酵させて作られるキサンタンガム、海藻から抽出されるカラギナン、マメ科の植物の実から抽出されるグァーガムなどがありますが、そのほとんどは多糖類(糖がたくさんつながったもの)です。
粘度を調節することで野菜に程よく絡むようにするため、具材を分散させるため、食感を向上させるために使用しています。
また、2種類以上の多糖類を増粘などのために使用した場合は、「増粘多糖類」と簡略化した名称で表示することができます。

理研ビタミン株式会社

増粘多糖類は悪影響なのか?

結論は、いまだにわからないが答えになるでしょう。
理由は…基本的に天然由来なので安全性は高いものが多いと言われています。
安全性が高いという主張の一方で、動物実験における胃潰瘍や染色体異常や発がん性が指摘されています。

注意しておきたいのは、増粘多糖類とは2種類以上の多糖類を使用した場合の簡略した名称。
ということは…メーカーは原材料すべてを記載する義務はなく、避けておきたい、隠したい添加物も「増粘多糖類」の表記に隠れてしまっているかもしれないのです。

 用途名って何?
用途名とは主に8用途ありそれぞれの用途が決まっており
物質名に加えて記載が必要とされている物の事。

例えてみると…前編で紹介した

亜硫酸Naは「発色剤」
赤色○号等は「着色料」にあたります。

なので表記名も
発色剤(亜硝酸Na)や着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)となっていました。

用途名とは用途を表記するという事なのでそれ自体は良い事だと思いますが
はたして「着色料」(色をつける為の物)等が猫の為であるかというと
そこはもはや人間の為だと言えるような所もあると思います。

用途名

食品添加物の主な用途である下記の8用途に該当する場合には、物質名に加えて用途名の記載が必要。

甘味料、着色料、保存料、糊料(増粘剤、安定剤、ゲル化剤)、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤

例  甘味料(キシリトール)
着色料(クチナシ色素)

厚生労働省

増粘多糖類:4つの代表的な添加物を紹介

実はこの増粘多糖類、いくつもの種類がありますが
表示名は増粘多糖類になります。

表示されている事もあるのですが
先程説明したように義務がない為表示されていない物が多いのが現状です。

そうすると知る為にはわざわざ問い合わせをしないといけませんよね…

何が問題かというとそれぞれの成分によって全く作用が違うからです。
今回は大きく4つを調べて書いていきます。

加工でん粉(穀物アレルギーに注意)

加工でん粉とはデンプンの事ですが天然のデンプンとは違い加工されたデンプンの事を言います。
有名な所では「ちゅ〜る」にも使用されています。

「CIAO ちゅ~る まぐろ」

いなばペットフード株式会社

原材料
まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘安定剤(加工でん粉、増粘多糖類)、ミネラル類(Na,P,Cl)、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素

ちゅ〜るのホームページでは
原料は穀物由来の物である事、穀物アレルギーをお持ちの猫には確認の上与える事が注意喚起してあります。

CIAO ちゅ〜る

カラギーナン

カラギーナンとは紅藻類からとられた多糖類です。
猫に長期的に与えた場合の安全性や危険性についてはわかっていませんが
ペットフードの中に大量のカラギーナンが含まれている事はあまりないので
多少摂取しても猫に対しての危険性はないと考えられます。
基本的に消化できない物なのですが
消化する際に出る分解質が潰瘍や癌を引き起こす可能性もあります。

グァーガム(危険?)

グァーガムとはグァー豆からとられた多糖類です。
猫に長期的に与えた場合の安全性や
犬と同様の作用が猫にも見られるのかどうか等はわかっておらず不明な所も多いですが
傾向としてダイエット用のキャットフードに添加される事が多いようです。
またグァーガムで薬を包み込むと吸収を遅らせる事ができ消化管へのダメージを減らす事ができると確認されています。
消化不良を起こす場合があるので腸内環境に悪影響を及ぼす事があります。

プロピレングリコール(危険)

プロピレングリコールとはグリコールに分類される有機物で溶媒となります。
グリコールとはアルコールの一種です。
プロピレングリコールは哺乳動物の体内で代謝される時
肝臓でアルコールでヒドロゲナーゼとアルデヒドヒドロゲナーゼの酵素作用を受ける

乳酸に転換されて糖新生に回される
という風になるのですが
猫は犬や人間と肝臓内における酸素活性が違う為
プロピレングリコールを上手く代謝できないと推測がされています。
海外製品等にはこのプロピレングリコールが含まれている場合もありますので気をつけたほうが良いでしょう。
本当に悪質な場合はラベルに記載されていない場合もあります。

こういったプロピレングリコールのような物が特に問題だと考えます。

それぞれ与えても大丈夫そうな物、まだ不透明な物、悪質な物…
取捨選択するのが難しいのが現状です。

やはり無添加が1番!

一概には悪いとは言い切れないのが添加物です。
しかし表示義務の問題やまだ研究結果が不十分な物等
安易に与えたいとは思えないのも事実です。

増粘多糖類をはじめ添加物の表示は各メーカーの任意になっているため、もしかしたら現実はもっと闇なのかもしれません。原材料のラベル、添加物についても実際のところよくわからないでしょう。

市販品を与える以上、増粘多糖類不使用のキャットフードを探す方が難しいですが、知識をもっておくのはネコを飼う上で重要なことです。

調べられる限り調べてまた猫の反応も見てみて
上手く付き合っていく事も重要と言えると思いましたが、過剰な心配はかかるもの。
無添加にまさるものはないという結論にも行き着きます。


FOUR FOODSでは無添加や様々な事にこだわっています。

・国産ヒューマングレード鶏を国内加工
・大手検査機関・日本食品機能分析研究所にてペットフード安全検査・基本成分検査
・農水省・愛玩動物用飼料業者にも登録
・ペットフード安全法に基づく検査基準をクリア
日本食品機能分析研究所にてペットフード基本成分検査と安全検査(検査結果)

気になる方はぜひこちらのページをチェックしてみてください!
https://four-foods.com/