【FOURFOODSメールマガジン】2024年4月便り~愛玩動物としてのネコの起源~

いつもお世話になっております。
FOURのタツです。
簡単ながら自己紹介です。
私共の運営会社名はFOUR(フォー)でございます。
FOURFOODSがブランド名でして…みなさまに定着するよう奮闘しております。

桜の開花も終わり、GWに向けて暖かくなる今日この頃…。
なかなか晴天に恵まれず雨模様もあり肌寒い日もある、油断の出来ない関東でありますがいかがお過ごしでしょうか。
私は…先月に愛玩動物飼養管理士に合格し、証書とバッジが届きました。
勉強法や合格のコツもブログに書いてみましたので興味があればご覧くださいね。

さて!メールマガジンをはじめて今回が6回目の送信です。
(過去のメルマガやブログはFOUR公式HPよりご覧ください)

今回のおはなし:愛玩動物としてのネコの起源

猫が飼い慣らされるようになったのは3500年前の古代エジプトとされています。
(根拠となるのは、ネコが描かれた壁画とされています)

これにも諸説あり…9500年前にキプロス島で可能性もあるようです。
島内でのお墓からネコの骨が見つかりました。

ネコの祖先はアフリカ北部とされており、地中海の島々にはヤマネコが生息していなかったため…人が愛玩用に船に持ち込んだと推定されています。
この解釈が有力であれば…それまで考えられていたよりも、ずっと古くから飼い慣らせていたという説です。

ヤマネコは自ら人のそばにやってきた

なぜヤマネコは人に飼われるようになったのでしょうか。
野生のヤマネコは犬とは違い…警戒心が強く、単独で行動するため人との相性はよくないからです。

人類が狩猟採集生活から、農耕社会へと移行した期間が関係してます。
北アフリカはナイル川、ペルシャ湾にかけて肥沃な土地であったため農耕社会になるのが早かったとされています。
この地域では、約1万5000年前のハツカネズミの歯の化石が多数見つかっています。
狩猟自体にわずかに貯蔵した食料をネズミが狙い…農耕社会への移行によって収穫・貯蔵された穀物はより多くのネズミを引き寄せました。

品種改良されていないネコ

この地に生息する一部のリビアヤマネコが、そうしたネズミや人の食べ残しを目当てに、人の近くで生活を始めるようになりました。
つまり… 品種改良などで家畜化された・形態を変えた動物とは異なり、ヤマネコは自ら人に近づいてきました。
村落の近くでうろつき、ネズミだけだではなく毒ヘビなども捕獲してくれるヤマネコは、自然と人間社会に受け入れられるようになり、お互いを受け入れる共生関係に至ったのでしょう。

ヤマネコがヒト社会に適応した理由

リビアヤマネコは砂漠、草原、温帯雨林、平原などさまざまな環境に対応できていました。
環境に対する柔軟性は、人類最初の定住地でもあるメソポタミア周辺に生息していたこともあり、スムーズに適応するのに役立ちました。

警戒心が強いネコがなぜ?

ヤマネコのなかでも警戒心が比較的に低く、人になつきやすい個体が人と適応していきます。
この個体同士が繁殖することで飼いやすい気質が強化されたとされています。
大きなきっかけや出来事があったのではなく…
長い長い年月をかけて、人を恐れない性質が子孫へと受け継がれていったのです。
ヤマネコが人と関わるようになってからイエネコへと進化するまでには、数千年ほどの年月がかかったのだろうとみられています。

 

今後もお得な&役立つお知らせを不定期にご連絡させていただく予定です。

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