【猫の小話1】ねこまたぎをされたなら。ごはんに向けて砂かけの謎。

毎回、猫の小話をしていきます。目指せ100話!。第一回目!

ねこまたぎ、砂かけの謎。

せっかく用意した高いごはんにかぎって、ねこまたぎや、砂かけされたことはないでしょうか。

ねこまたぎとは、ぷいとそっぽを向いて、お皿をまたいでいく仕草。
砂かけとは、前足で砂をかけているような仕草。トイレで排泄物を隠す仕草と同様。
はじめに、されたときは、結構、ショックでした。
とくに高いごはんに限って!
うちではK9のFeline naturalでやられてます。これむちゃ高いくて、水で戻すのもひと手間なのに!
さて、
これらの仕草は、人間の目には、もう食べないのか、口に合わなかったのか、これはダメか。と映ります。
また、こういうときも、ありました。
食べるときは、食べるのに、食べないときは、ハナからねこまたぎ。

それを見ている身としては、
好きなの?嫌いなの?どっちなの?

答えは…野生の習性で、その食べ物が、嫌いなわけでもない。ということでした。
狩りをして得た獲物を他の動物に奪われないように、砂や草で隠しておいた名残だそうです。ご存じのように、決まった時間にご飯を食べるという習性はねこにはありません。
自分の好きなときに、好きな量を食べます。
このため、いまは、そこまで、いらないというときには、砂かけを行うようです。

なので、ここで、ダメだったかーと、落ち込む必要はないと、いうことになります。

あきらめてはいけません。コンクラベ!

また次の意味でも、あきらめてはいけません。
ここでダメだとなると、しょうがない好物のおやつでもだすか、ということなります。
そうすると、ねこも、それ自体のサイクルを覚えてしまい、
おやつほしさに、ハナから砂かけを行うようになってしまうということです。
あたらしい食べ物を与えるとき、切り替えるときは、嗜好の問題もあるので、
大変です。
みんな四苦八苦してます。基本、コンクラベだと思ってください。
全部切り替えないで、半々ミックスもしくはまぜながら、出していくのがミソ。カリカリから、どこかで切り替えないと、思っているオーナーさんには、
切り替えるなら、今でしょ、なんてきついことはいわないですが、
じょじょにですが、確実にやっていきましょう。
がんばりましょう。