せっかくお皿にもりつけた、ささみなどを、わざわざ別のところにくわえて運んで、
食べているということはないでしょうか?
これをやられると、床が汚れて、なかなか困りもの。とくにウエット系だと結構な惨事になったりします。
ネコは肉食!くわえるのは野生のカンがはたらくから。
さて、これは、やはり野生の習慣が名残のようです。
野生のころの猫は、(ネコ科のヒョウやチーターなど)捕まえた獲物は、基本、その場で食べることはありませんでした。
まわりの安全を確保できる場所まで運んで、そこで解体しながら、食べるのが通例です。
なので、とくにへんなクセがついてしまったようです。本来の生態と習性
辞めさせたいのに!学習しないじゃない!とかではないので安心してください。
習性を理解した上でならば、いくつか対策が可能!場所作りがキモ!
- くわえ運びができないように、ほぐしてしまう。
一番の採用されている解決方法の1つですが、くわえ運びの楽しみを奪ってしまっているのです。根本的な解決は後述しますが…安心できない場所で我慢して食べさせている心配点もあるんです。 - 周囲にシートを置く。
シートといっても、いろいろなタイプのものがありますが、あまりに頻繁にするようならビニール製のものがよさそうです。 - 安心できる環境にする。
これができれば、万事解決なのですが、なにに不安になっているのか推測せざるえず、一番難しいです。
経験則ですが、周囲から見えにくくする、暗くする、するなどの方法が効果的でした、試してみてください。
ネコは警戒心が強く、周囲の環境で食欲も左右されると言われています。
くわえて食べてしまうのは…いつも食べさせている場所に何らかのストレスがあるからだと考えてあげてください。
捕まえて獲物を安全な場所に、大事に大事に持っていくネコちゃんの習性を理解してあげましょう。
私も…最初、くわえ運びをみたときは、なんで運ぶの、お皿で食べなよ。
と口から出そうになりました。
ここで怒らず、猫の習性を理解した上で、上手に食べてもらいましょう。
少なくとも、食べたいからこそ運んでいるのは、間違いないわけですから。
では、今週もがんばりましょう。