(その1) ショックな話:ペットフードは雑貨扱い?

ペットは玩具なのか?一番驚いたこと。

それは…ペットフードは法律でみれば食品ではなく雑貨類として扱われていることです。
大切な愛猫が口にするものなのに…。
よくよく考えたら雑貨コーナーにあり食品とは別に陳列されています。
人の食べる食品は食品衛生法が適用され国民の健康の保護されているのに?
このページにたどり着いた皆様はそんな気持ちの人は多いのではないでしょうか。

そして残念な事にペットも法律上、「モノ」扱いという現実。

ドッグフードに使用されがちな酸化防止剤として有名なエトキシキン。
エトキシキンはダイオキシン系の化学物質で毒性が強い。
日本では食品などに使用は禁止されています。原材料として使用する場合は、人だと残留許容量は1ppmです。
なんと!
ペットフードや飼料の添加については、使用可となっています。
ペットフードでは75ppm~が添加してもといい基準となっています。

飼い主が猫ちゃんをしっかり守るためには現実を知るしかありません。

ペットは「モノ」扱い。これが今の日本のリテラシーです。

ペットフードに厳しいガイドラインがなかった。

規準や法がなければ安全性などが確立しておらず、雑で粗悪で信用性も低いものが多くなってしまいます。
保存料や添加物に制限がなければ、いくらでも保存が効いて、猫の食いつく味付けにすることができてしまいます。
猫にとって本当に良いものなのかユーザーの知識が大事になってくると考えます。

粗悪なペットフードはたくさんの事故を起こしやすくなります。
ルールのないペットフードは法律でなかなか踏み込めないのが実情でした。
愛猫家やさまざまな団体が法律を作るべきだ!ガイドラインを作成するべきだ!安全性が不透明だ!と訴え続けていた背景があります。
事故にあった方には無念の意。尽力された方には敬意を評します。

ペットに癒され、元気づけ、勇気づけられることを経験している飼い主からすれば、まさに家族同然です。
ペットを我が子同然に又はパートナーとして接しているのだから、健康や安全にも常に気を配ること当然のことですよね。

つづく

(その2) ショックな話:ペットフードは雑貨扱い?粗悪なフードを見極めろ!